Revenant / レヴェナント 蘇えりし者
小島監督が2015年ベスト10に選んでいて興味を持ってしまったので。
ネタバレせずに言うと、とにかく大自然が美しくて過酷。
ストーリーがすでにかなり過酷なんだけど、現代を舞台にしたアクション映画なんかよりもストイックに暴力的であり、言葉のいらない優しさや信頼なんかもこれでもかというくらいぶつけられる。
セリフで語るのではなく、雰囲気と映像でいろいろ語りかけてくるから余計に入ってくる感じ。
見終わっていろいろ調べてさらにビックリしたのが主人公ヒュー・グラスが実在の人物だっていうこと。
もちろん史実はあやふやな部分もあり映画では脚色されているけど、この時代っていろいろやり方は間違っているかもしれないが、生きていた人々はみんな必死だったんだろう。
息がかかると曇ったり、水滴や血がカメラに当たったりするのを久々に見た気がして新鮮でなおかついい味付けになってるなと思いました!