俺とメタルギアの29年 その2
メタルギア回顧録その2に行く前にちょっとこれを
先日6月14日に電撃発表された「Death Stranding」。その裏話が昨日Youtubeで公開されましたわけで。
もちろん日本に住んでる俺はこれをリアルタイムで見ることはなく、E3の会場で見ることもなく…だったんだけど、今年のE3はメタルギアというかコジプロ関係の何かは無いんだろうな、監督はE3行くんだろうけど…という、俺さん的に悲しいor寂しいE3になりそうだったところに、まさかの発表ですよ!
数時間遅れて入ってきたニュースでも、現地にいなくてもそれはそれは嬉しかった。
で。
上記のYoutubeにはその発表をリアルタイムで見ていた方々のリアクションがあり、自分と同じくらいの嬉しさとか驚きとか、とにかく時間差で共有した感があって気がついたら泣いていました。
大のオトナが恥ずかしいと思いながらもなんかもう笑いながらボロボロ涙出てくるでやんの。
ってくらいのメタルギアバカ一代な俺さんがお送りするメタルギア振り返り第2弾を書きなぐります。
DOCUMENT OF METAL GEAR SOLID2
これ知ってる人少ないんじゃないかな。MGS2の技術資料集で後にも先にもこういうものをゲームソフトのパッケージとして出しちゃうのはないと思う。
内容はインタビューや海外への取材風景だったり、マスターアップの瞬間などの映像集。それと各3Dモデルビューア、企画書のスキャン、シナリオなどがもうすごい物量で入っている。
遊べる部分なし!だがそれがいいッ!
いまでもこれを大切に持っていて、先日PCの用のPS2エミュで動かせることが分かり、大事に持っていた初回ロットのPS2本体どうしようと思っている。
そのあとMGS2はサブスタンスという特盛り版も購入、スケボー楽しかった。
METAL GEAR SOLID3
「MGSの発売日なので会社休みますッ!いいですねッ!」
一度言ってみたかったんだコレ。
この日のために着々と準備を進めてきた。
ティザーサイトから始まり各種トレイラーは毎日のように見て気分を最高潮に持っていく。
購入はコナミスタイルで限定版プレミアムパッケージ。そして上記の通り有給も取った。
そして迎えた発売日当日。
余裕ぶっこいて攻略本を買いに行ったりとリラックスしてMGS3の到着を待つ。
日が暮れようとしていた。
時計はすでに18時を回っていた。
買ってきた攻略本(The Basics)はもうとっくに3周めを読み終えてしまった。
玄関に正座して待ってみても20分しか持たず、夕飯もお風呂も済ませてしまった。
息を切らせながら佐川の兄ちゃんがやっと持ってきてくれた時には既に20時を過ぎていた……。
メタルギアソリッド3はシリーズ中屈指のプレイバリューを持った超大作レベルの作品だ。時代は近未来から1964年の冷戦時代へ移り変わり、主人公ソリッド・スネークの宿敵であり元上司であり、遺伝子上の父であるビッグボス=ネイキッド・スネークの時代となる。
メタルギアの映画的演出やストーリーはさらに磨きがかかり、アクションも多彩になった。いまでもこの「3」が最高傑作だと思っているし、一番やりこんだタイトルかもしれない。
こちらも2と同じくパワーアップ版である「サブシスタンス」が後日リリースされた。
2と3に関しては廉価版である「Playstation the BEST」はリリースされずにあとから豪華版が出ていたのだ。
METAL GEAR SOLID バンドデシネ
俺のバンドデシネ返して!!!!!!!!!!!だからパッケージだけ残ってるの悲しいって何度言ったら!!!!!
えーと、アシュレイ・ウッドという方のコミカライズ版メタルギアソリッドをインタラクティブに読めるやつです。。
METAL GEAR SOLID Portable Ops
今度はPSPだ!
当時迷彩カラーの限定PSPとセットのものもリリースされたけど、単体購入。白いPSPが気に入っていたからいいのだ!
ストーリー的にも面白く、声優さんも豪華でとても好きなタイトルなんだけど何故かナンバリングから外されてなかったことにされた可哀想なタイトルだ。
おそらくだけど、小島監督作品ではないからということだろうか。それとある意味お祭りっぽい展開がありすぎたから?
ジーン(声:若本規夫)の演説シーンとかカッコいいのにね。
ほらカッコいい。
ちなみに前述の「バンドデシネ」の手法が取り入れられ、ハード的に制約のあるPSPでもイカすドラマが展開されております。この手法は後継であるMGS:PWにもそのまま受け継がれております。
METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS
ビッグボス=ネイキッド・スネークの冷戦時代編からまた近未来へ。
お話的にはMGS2のあとの話となり、もう本当にこれで完結かとプレイヤーたちは思っていたし、当の小島監督もそう思っていたんじゃないかと思わせるMGS4。
ハードはPS3になり、この頃になるとメタルギアと合わせて本体を買う事が俺の中で当然の行為となっていたわけで。
もちろん仕事休んでプレミアムパッケージ(限定カラー本体+ゲームソフト)をコナミスタイルで予約し、発売日は正座待機。
(はいここで↑のYoutubeを再生しよう!BGMだ!)
もうね、電源入れてタイトルが出た瞬間号泣ですよ。
発売前のトレーラーで予感してしまっていたから、ソリッド・スネークの死を。そしてそれを思わせるタイトル画面。
急激な老化でおじいちゃんになってしまったスネーク。MGSとMGS2に登場したキャラクター達が総出演。断ち切られようとするすべての因縁。
途中何度か泣きながらプレイし、スネークや雷電、ビッグボスがずっと抱えていた想いを最後に思い知る事となる。
でもオタコン!
お前ちょっとカッコ悪すぎだろ!!!
まあ、最後はよかったし、伊藤計劃の小説版もよかったから許そう………。
METAL GEAR SOLID : PEACE WALKER
5キター!!!!
って最初の発表の時は思ったんです、次の発表の時に正式タイトルが決まり、ハードはまたPSP。
ええっ折角PS3買ったのに!?スペックダウンすか!?
どうせまた限定本体とか出るんだろ!でもPSPじゃなあ…
ああやばい、カッコイイ。
白ベースの迷彩とかちょっとオシャレじゃないすか?
しかもシリアルナンバー付き。493/1974番!
このPSPでいろんな所に出かけた。
何故ならWi-Fiを自動検知して自分の軍隊の兵士を増やすことが出来たからで、高速バスの車内、新幹線の中とか。今で言うとINGRESSにも似た感覚でアウトドアメタルギアしていたわけだ。(そしてメモリーカードには常に野沢那智版ダイハードが入っていた)
またこのMGS:PWは協力プレイが物凄かった。
幸いにして俺さんは当時一緒にこのピースウォーカーを一緒にプレイしてくれる人がいたので、クリアの一歩手前(最終バトルは協力プレイ不可)まで二人で進めていたのだが、このゲーム、なんとデモシーンまで同期してしまう。
離れていても同じ体験を共有できるという意味ではかなり画期的だった。
(あとは二人で同じダンボールに入れたりとか)
恋の抑止力ー!
ほらゲームがはっじまるー!!!♪
うんちょっと杉田智和の生霊が乗り移ったようだ。
メタルギアは音楽もよいのです。必ず歌詞のある曲が1曲以上あって今でもたまに聞き返してる。
このピースウォーカーでのテーマは「抑止力」
各作品にテーマがあって、ほんの少しだけ時代を先取りしていたりする。
キャラクターが織りなす物語もそうだが、各作品に設定されたテーマに対しても考えさせられるのだ。
PSPでの最高峰なグラフィック、これでもかとつめ込まれたプレイバリューと、このピースウォーカーもお気に入りのタイトルなのでした。
とりあえず今日はここまで。
次回でちゃんと終わらせられそうです。